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「いい家」をつくる会

社長の思い

本

「これはエアコン利用の
革命ですよ!」

数年前、お誘いを受け社員とともにマツミハウジングさんの東京体感ハウスにお伺いした時のことです。

早々に、自社の体感ハウスを涼温換気にリフォームし、お客様に体感していただいた時のことを松井さんにお伝えしました。


「これはエアコン利用の革命ですよ!」

「これからはエアコンに対する考えを根本から改めることにしました。エアコン嫌いの人に体感していただくとみなさんがびっくりされます。」


実は、私自身もこれまではエアコンの風や熱の伝わりを不快に感じていました。エアコン嫌いだったのです。

平成23年(2011年)までは、松井さんはじめ「いい家」をつくる会の工務店主全員がルームエアコンによる冷暖房を嫌っていました。特に暖房は最悪であると決め付けていました。

しかしながら省エネルギーの観点からみると、冷暖房では年間エネルギー消費効率に優れたエアコンの有効利用に勝るものはなく、いずれの必要性を捉え、ダクト用エアコンを使い「センターダクト換気」と組み合せ、家庭用の冷暖房にするにはどうしたらよいかの研究開発を松井さんが平成20年(2008年)より開始されていました。

そんな折、平成23年3月東日本大震災が発生し、原子力発電が停止し、一気に設備の省エネ化が求められ、冷暖房の見直しが急務となったのです。


松井さんが話されました。
「センターダクト換気にエアコンを組み合わせる全館空調的なやり方に対して、当初は否定的な考えにならざるを得なかった。」
「しかし実証実験をしてみるとエアコンが想定外の快適さをもたらすことが分かったのです。」

「給気を空気抵抗が極めて少ないセンターダクトで行うことでこの換気経路の流れに冷気と暖気がうまい具合に乗るのです。これまでの換気の常識をひっくり返しただけでなく、冷暖房時は熱の分配も一緒に行うので、換気の効果が確実に向上しただけでなく、冷暖房効果が想定以上に得られたのです。

実証実験を繰り返してみて驚いたことに、冷気がよどんだり、暖気を顔に感じたりすることがなく、冷暖が「涼温」となり、「えっ、まさか!これがエアコン?」と思わず叫んでしまったほどの快適さが生まれたのです。」

「自分が不快に感じるものを、お客様に「これしか方法がない」は不正直。上質な住み心地を追求するかぎり、エアコンの風の不快さをなくしたいと常々考えていました。」

開発の経緯とともに、「涼温換気」はその一心がようやく実ったものであったことを聞かせてくださいました。


のち、「新換気」の開発から足掛け4年を要し「涼温な家」が誕生する間に数々のドラマがあることを知りました。

最良の住み心地を実現する「涼温な家」誕生へのその道筋は、造り手である私たちに家造りに対する自信とやりがいを持たせてくれます。