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「いい家」をつくる会

私の思い。近藤元和

この言葉の思いには、
もうひとつの理由がありました。

数年前、お誘いを受け社員とともにマツミハウジングさんの東京体感ハウスにお伺いした時のことです。

「これはエアコン利用の革命ですよ!」と松井さんにそう申し上げたのには、もうひとつの理由がありました。


お客様に失礼をし、自社の体感ハウスに先がけて自宅を外断熱ならびに涼温換気にリフォームし住んだ、喜びに満ちた家族の声をお伝えしたかったのです。


もちろん自社の体感ハウスにお越しくださるお客様が、その心地よさを、そして空気感をほめてくださるお言葉もたくさんお伝えしたかったのですが、すでに「涼温な家」に住まう家族の声は、その空間に身を置くあるがままの心を映し出していました。

少なくとも私にはそう聞こえました。その家族の声をいち早くお伝えしたかったのです。


一番は苦労をかけた家内の言葉でした。
「お父さん、(この時はなぜかこう呼ばれました)ありがとう。今までで最高の贈り物です。」

とてもうれしく思ったのは言うまでもありません。


22年前の春のことです。祖父が建て、住み継いできた家の住環境が劣悪となり、住み替えに至り新居を建築しました。3月半ばの引越しでした。

幾晩目かの夜、家内が言ったのです。
「お父さん、ありがとう。子供たちもとても喜んでくれています。でもこの家少し寒いね。」

その声は同時に、私には多くのお客様の声に聞こえたのです。

内断熱の限界を覚り、この年、家づくりの全てを外断熱に切り替えました。


私にはその時の家内の言葉が、お世話になった多くのお客様の声となって今でもずっと心の中に残っているのです。

その心情とともに、家内からもらった言葉を松井さんにお伝えしたかったのです。