
築80年の愛着ある我が家も、すきま風や寒さが年毎にひどくなり、建て替えを決意しました。やはり大手が安心と思い、見学会などにも参加していたのですが、ある日ふと手に取ったのが『「いい家」が欲しい。』という本でした。
目からウロコとはこういうことかと思いましたね。そうだ、建ててくれる人の顔が見える関係が本当は一番安心なんだ。そう思って、「いい家をつくる会」を通して知ったマルカさんにお電話したんです。
マルカさんに出会えたことがまた、私たちにとっては大正解でした。こんなに気合の入った仕事ぶりは見たことがありません。近所の人からも「これだけ大勢の大工さんが何日も来てくれて、そりゃいい家が建つわ」と言われました。
遠くから来てくれているのに、毎朝8時にはちゃんと仕事が始まるし、全員が"仕事が生きがい"みたいな人ばかり。それが大工さんだけじゃなく、左官さんも電気工事の人も配管工さんも、みんなそうなんです。この家にはマルカの職人さんの鋭気がぎっしり詰まっているんだから、大事に住まなくちゃと妻と言い合っています。

私たちは老後の生活を考えて、バリアフリー設計にしてもらいました。エレベーターも設置して、安心・快適に過ごしています。でも何と言ってもこの家の一番素晴らしいところは、室内環境のよさ。どんなに寒い日でも家の中はあの辛い底冷えが全くないし、空気もきれいだから、体がとても楽なんです。
よく、体が動かなくなったら早く死んだ方がいいなんて、おっしゃる方もおられますが、実際に動かなくなったら、車イスに乗ってでも、自分の家で過ごしたいというのが本音だと思うんですよ。家を建てるのは確かに大仕事です。だけど、最後まで人間らしく希望を持って生きたいと思ったから、私たちは思い切って"理想の家づくり"のために頑張りました。
その気持ちをよく理解して、親身になって考えてくださるマルカさんに出会えて本当によかった。みなさんが力を合わせてくださったおかげで希望が実現したことに、いまとても感謝しています。
時計がかかっているのは、前の家の大黒柱。家に素敵な表情を添えています